◆検査室だより⑤◆~当院で行える呼吸機能検査についてご紹介します~
こんにちは。検査室だよりの5回目は呼吸機能検査についてご紹介します。
呼吸機能検査とは、肺に吸い込んだり吐き出したりできる呼吸量(肺活量)や、1秒間に吐き出せる最大呼吸量(1秒量)を調べる検査です。
この呼吸量を調べることで、肺の状態(膨らみにくいのか、萎みにくいのか)を評価することができます。
検査方法は、まず機器から繋がっているマウスピースをくわえ、口呼吸をします。検査技師の声掛けに合わせて、通常の呼吸や最大の呼吸を行います。最大の呼吸では限界まで吸ったり吐いたりしなければならないので苦しいのですが、最大量が測定できるように頑張りましょう!
この検査は、喫煙などが原因とされているCOPD(慢性閉塞性肺疾患)の診断や治療効果の判定のために行うこともあります。
また、ぜんそくが疑われる場合は、気管支を広げる吸入薬を使用し、吸入前後で肺活量や1秒量を測定して、改善の程度により診断することもあります。
- 咳や痰が持続している
- 階段を上ったりすると息切れがする
などの自覚症状がある方や、喫煙歴のある方はぜひ呼吸機能検査を受けてみて下さい。また禁煙に興味がある方、禁煙外来再開のブログもぜひ一度ご覧下さい。
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