睡眠時無呼吸症候群(Sleep Apnea Syndrome)とは
睡眠時無呼吸症候群(Sleep Apnea Syndrome)とは
睡眠中に無(低)呼吸を繰り返す疾患の総称です。
無呼吸により血中の酸素濃度が低下し、さまざまな合併症を引き起こすリスクが高くなるといわれています。
高血圧・不整脈・脳血管障害・虚血性心疾患・糖尿病・認知症など
健康寿命を延ばすためにも、早期発見・早期治療が望ましい疾患です。
また、血中の酸素濃度が低下すると交感神経が優位になり、脳は覚醒します。睡眠が分断されることにより、睡眠の質は低下し、
日中の眠気、集中力の低下、記憶力の低下など
私生活にも悪影響を及ぼすリスクがあります。
コロナワクチンの優先接種対象者に『基礎疾患を有するもの』とありますが、ここに
・睡眠時無呼吸症候群
が含まれています。
国としてもそれほど重要視している疾患だということがわかりますね
厚生労働省HPより≫https://www.cov19-vaccine.mhlw.go.jp/qa/uploads/220325_0098.pdf
検査について
当院では機器を持ち帰り、自宅にて検査を行う簡易検査を取り入れております。
寝る前に3つのセンサー(鼻・指・腹)をつけて就寝します
以上です!とっても簡単ですよね?
- 睡眠中にいびき・無呼吸を指摘されたことがある
- 高血圧を指摘されたことがある
- 就寝中にしばしば覚醒する、トイレにいく
- 日中の眠気がある
- 起床時に頭痛がある、目覚めがすっきりしない
- 肥満
↑一つでもあてはまるものがあれば検査をおすすめします!
※検査をご希望の際は、上の問診表をダウンロードの上、事前にご記入・ご持参いただくと、診察までスムーズです
治療については次回! お楽しみに~♪
臨床検査部