熱中症と脱水にご注意を!
5月下旬は記録的な暑さが続きました。暑さに体が慣れていないこの時期に、体調をくずしたり、食欲をなくしたりしていませんか?
在宅療養中の患者さんにも、脱水を起こされている方がいらっしゃいました。特にご高齢の方は、以下のような理由で脱水に陥りやすいので注意が必要です。
- 加齢による食欲の減退により、水分摂取量が減っている。
- 体液を多く貯蓄する筋肉量の低下により、体内の水分が減っている。
- 体内の水分量をコントロールする腎臓の働きが低下している。
- 感覚機能の低下により、のどの渇きに気づきにくい。
- 病気や排泄障害により、必要な水分まで排泄されてしまう。
- 体調不良による下痢や嘔吐で水分が過剰に排泄されてしまう。
- 利尿作用のある薬剤を服用している。
脱水症を予防するため、体に必要な水分を定期的に摂取するよう心がけましょう。
水のペットボトルだけでは、飲みたくない場合も多いかと思います。水分を多く含むフルーツや、ゼリーなどからも水分を摂取することは可能ですし、水分量の多い食事を心がけることも重要です。
注意喚起のため、当院ではこちらの案内を配布させていただいています。
のぞみハートクリニック
村岡